コンテンツ/2023

 

ペルソナ4G

年明けにやった。80~90時間くらいやった。面白かった。真エンドの発生条件無理すぎる。4Gも好きだったけどやっぱり5のほうが好きかも。4Gの頃の時代を考慮してもクマの発言がキモすぎるってのはある。

書くにあたってどのコミュが一番記憶に残っているか考えたんだけど小西尚紀が一番かもしれない。"遺族"という存在ってゲーム内では仇を倒して辛い思い出を克服していくことが多いと思うんだけど、仇を倒すでもなくただ身内の死を受容していくのは意外と珍しい気がする。

若武者/ぎょねこのネタ

確か1,2月くらいに無尽蔵が若武者に出るので見に行ったのだけどそこでのぎょねこのネタが爆発的に面白かったのを覚えている。おじいちゃんが孫からホームページの作り方を教わった1週間後みたいなネタだった。とにかく面白かった。レインマンズの結婚の挨拶のネタもそこだったかな?違うかもだけどそれも良かった。とにかくぎょねこのネタが良かった。あまり詳しく書くとよくないのでやめておくが、どっかクリックしたら仏像の画像だけが表示されたの、その表示されてた場所ですら今も覚えているくらい面白かった。

 

haruka nakamura/still life

どこで知ったかは忘れたが今年割と聴いてた。ほぼピアノのインストなんだけど、ペダルの音も聞こえるくらい生の音が伝わってくる録音でそれがすごい良かった。暖かい気持ちになる。

マリッジ・ストーリー

Netflixで見た。とある夫婦が離婚するための一連の流れを描写した映画。僕の身の回りに離婚してる人がおらんのでわからんが、少なくとも僕にはすごくリアルなものに感じた。お互い最初は「まあ喧嘩せずにうまいこと離婚できたらいいよね」みたいな感じだったのが、譲れない部分が見つかった途端少しでも相手より有利になるように姑息に動き回ってお互い辛いながらももう戻れない感じ。悲しいね。

伊藤潤二/マニアック

正直伊藤潤二の良さをあまりよくわかっておらず、マニアックもサブカルの教養として見た。マニアックにはないっぽいけど、「洞窟を進むたびにその穴が細くなっていって、でも戻ることはできなくて、段々手足がその穴に捕まってどんどん細くなって体がちぎれそうになる」やつは好き。まとめサイトでよく見た。「阿彌殻断層の怪」ってやつらしい。人生のアナロジー

サイバーパンクエッジランナーズ

これは本当に良かった。もうルーシーが好きすぎる。まあバッドエンドなんだろうなと思いながら見てたがどこかで幸せになるんじゃないかという一縷の望みをかけていたのでそれが粉々に打ち砕かれたとき悲しさがすごかった。でもそうだよなとも思う。主題歌がFranz Ferdinandなのも最高だったが個人的には劇中歌がRAT BOYなのもすごい良かった。RAT BOYは1st albumかっけ〜と思っていたがそれ以降あまり詳しくなかったのでこういうとこで再会を果たすと嬉しくなる。

リメンバーミー


メキシコに一人で行くための予習としてリメンバーミーをみた。結果ボロボロ泣いた。おばあちゃんに歌うところやばすぎ。後ズートピアとかも見たんだけどディズニーって本当にちゃんとしてるよな。設定を決めた上でこういう設定ならこういうこと起きそうだよねの大喜利をやり尽くしてるのがすごい。とにかくディズニー系で好きなものを聞かれた時にリメンバーミーと答えられるようになったのは嬉しい。応用が利く。

ガンニバル

これもDisney+でみた。単純に面白かった。続き気になるから原作の方読もうかなとも思ったけど柳楽優弥の演技凄すぎるからシーズン2楽しみにしとこうかなと思ってる。

Bondee

僕と吉原と山谷以外誰もやっていなかったけど楽しかった。服決める時とかアバターに着せ替えして参考にしたりしてた。なんかビジネス的にもうちょいうまいことできたんちゃうかとも思うけど色んな議論の末ああなったと思うのでしゃあない。僕も正直金払ってまで使う気はなかった。

鳥類弁護士の事件簿

めちゃくちゃ逆転裁判だったけどちゃんと面白かった。ようやってる。逆転裁判のあの優れたフォーマットが閉じコンで終わってしまうのは正直もったいないからこういうのはもっと増えていい。

メキシコ旅行

2月にメキシコ旅行に行った。詳しくは別記事があるので割愛するが色々あって楽しかった。また来年の2,3月にもどこかに行くのだと思う。

エンディングノート

余命宣告を受けた父親の残り数ヶ月を追ったドキュメンタリー。ボロボロ泣いた。これを書いている今も泣きそうだ。このドキュメンタリーの凄さは、この父親をまるで自分の父親のように錯覚させるところだと思う。「野原ひろしは実はめちゃくちゃ優秀」みたいな話題が定期的にネットで登るけど、この人もその類で、本当はめちゃくちゃ優秀なんだろうけど平凡なお父さんにも見えるっちゃあ見える。だからこそ見てるうちにこのお父さんのことをどんどん好きになって、終盤の病床での奥さんとの会話のシーンにおいて涙が止まらなくなってしまう。何回も見るタイプの映画ではないが心のどっかに残り続ける映画であるように思う。

ミームを考える

https://www.youtube.com/@think1998meme/videos

野尻が大野くんとやっている。一橋との合同ライブの打ち上げの串カツ田中で大坂と大野くんと同じテーブルだったことがあったな。変なテーブル。まあそれはいいや。ミームを考えるはどの回がとかじゃなくてずっと面白い。一度更新が途絶えた時に野尻に僕は面白いと思っていると伝えたらその後更新がまた始まったので、ミームを考えるがこれからもしバズったらそれは僕のおかげ。売れたやつに寄生して生きていく。

ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語

恐山の反出生主義に関する本。特に記憶に残っているのが、反出生主義が倫理的に正しいものだとしても、その倫理自体が社会から生まれるのだとしたらそれを無くそうとしている反出生主義の証明に倫理の公理を使えないんじゃないかみたいな言説は確かにそうかもと思った。僕は子供が好きだけど反出生主義を否定できるほどの強い根拠があるわけでもなくここら辺の折り合いはなかなかつかない。

ネガティブ・ケイパビリティ

答えが出ない問題に対して答えを急ぐのではなく、答えが出てくるまで待つことができる力を育てようという本。言ってみればそれが全てなんだけど、意外と難しいことだよな。僕はまだ追いLINEをしてしまうことがある。この本読んだの去年だったかも?まあいいや。

月ノ美兎VS剣持刀也

月ノ美兎 VS 剣持刀也 - YouTube

メン限開設を"あえて"してこなかった二人が、負けた方がメン限開設しなきゃいけないという罰ゲームをかけて対決するという生放送。ただ実際は二人とも内心本当はメン限開設したくてたまらなかったのでわざと負けようとするという流れ。

今までメン限してこなかった二人がするとなったら色んな邪推が生まれたり若干荒れたりしそうなものだけど、ここまでエンタメに昇華させていたら誰も文句言えない。最初から最後までずっと面白かった。「NEXT LEVEL、入ったな」って思ってた。

個人的に印象に残ってるのが、最初の将棋のシーン。二人とも「絶対勝たなきゃ...」と呟きながら王将をひたすら前に進めていく。初見は何をしているのかよくわからなかったのだけど、後から考えると生放送全体を暗示していたのだと気づいてすげ〜ってなった。

 

Cure for ADHD - 30 min of Breakcore

Cure for ADHD - 30 min of Breakcore! - YouTube

仕事中によく聞いてた。僕はマルチタスク以外できない人間なので一つのことに集中できないんだけど、これ流してたら脳のリソースをある程度そっちで埋められるので逆に仕事が捗る。

Red Bull 螺旋 琉球

【-琉球-】Awich / 唾奇 / OZworld / CHICO CARLITO prod. by Diego Ave | Red Bull RASEN - YouTube

学会で沖縄にいるときにちょうどYoutubeに上がった。めっちゃ聞いた。今年はAwich周りがすごすぎた。Bad Bitch美学もめっちゃ聞いた。

ラップスタア誕生 SPECIAL CYPHER 2023

【SPECIAL CYPHER 2023】Fuji Taito / Leon Fanourakis / eyden / ralph / WILYWNKA / ¥ellow Bucks|ラップスタア誕生 - YouTube

これも沖縄いる間めっちゃ聞いた。何故か最近になって本編を見出した。

MANU CHAO/RADIO BEMBA SOUND SYSTEM

ラテン系のライブアルバム。熱量がすごいので一時間ずっとあがりっぱなしでいられる。Youtubeにあるバージョンも良かった。最後の最後でトランペットの人が目をひん剥きながら吹き散らしていたのがカッコ良かった。

The Avalanches - A Party For Melboune

The Avalanches — A Party For Melbourne (DJ Set) - YouTube

今年はよくDJ Setを聴いていた。一つ一つ挙げると本当にキリがないのでやめておくが、Avalanchesのこの動画とか、Stretch Armstrong at 214 Mulberry - YouTubeとかが良かった。Strech Armstrongの無音部分何が流れていたか気になって仕方がない。

ChatGPT

良くも悪くも完全に人生を狂わされた。2月くらいまではまあ言うてまだそんなできんやろと持ってたけどそれこそ学会終わりくらいにGPT-4が発表されてそっから完全に潮目が変わってしまった。多分来年も再来年も今年と同じくらいの方向転換を迫られるんだろうなと思う。少しでも今後につながる経験が得られれば嬉しいが。

BEEF

Netflixのドラマ。A24。超スリリング。加速していく展開と破滅。ちゃんと面白かったし最後の展開も一捻りあって良かった。今年見た海外ドラマではベストかも。

シガテラ

吉原が出ていたのでみた。地上波のドラマ出てるのほんまにすごい。ドラマ自体は、こんなこと言ったら終わりなんだけど、主人公の役の人がカッコ良すぎてなんでこんなかっこいいのにこんな自信ないんだよとずっと思っていた。これもこんなこと言ったら終わりなんだけどこんなやつにこんな理想の彼女いるのもおかしいだろともずっと思っていた。逆に谷垣とかアキコの方がまだ全然理解できた。

Moon Safari/Lover's end

一曲目と二曲目だけなんかずっと聴いてた。「Help! I need to escape, I don't belong here」と言うフレーズの聞き心地が良い。

Cruyff/lovefullstudentnerd

後輩のインスタのリールで知って聴いた。表題曲の最初の一分が死ぬほどかっこいい。一年通して聴いていた。

永野/空飛べるのに陰口言われているやつ

忠犬立が出ているライブで見た。めっちゃショートネタだったけどJusticeのStressという選曲もちょうど良くてめっちゃ面白かった。最高の4コマ漫画のよう。今年のマルコポロリ以降の永野の追い上げすごかったよな。全媒体でおもろかった。サンドの悪口言えるの本当すごい。でも最近は元々disってたような大学お笑い出身のディレクターらへんの支持が強くなってきてるような気がする。ハライチの岩井とかもそうだけど業界ディスって人気出た人っていずれどっかで自分が言ってたことと衝突が生じるから大変だよなと思う。

ドメイン島巡り

https://islanddomains.earth/

ドメイン保有しているさまざまな国を巡るという名目の元、世界各国の離島を訪れる企画系サイト。僕は離島がそもそも好きなんだけど、このサイトは観光目的で行くわけではなくてドメインを確認しに行くというのを企画としてプラスしてるのが超いい。わざわざ何十時間もかけてドメインの管理局だけ見て帰ったり、逆に管理局見るためだけに観光資源もほぼない離島にしばらく滞在しなくちゃいけなかったりする。その不便さが故に地元の人との交流が生まれたりして、その描写の仕方も落ち着いていて良い。こういう素朴な文体って意外と難しいんだよな。

アイザック・アシモフ/われはロボット

ChatGPTが流行ったのでロボット三原則でも読んでおいてやるかと思って古本屋で買った。古典だしつまんねえだろと思って読んだけどめちゃくちゃ面白かった。プログラマーの書いた本って感じ。デバッグのプロセスをエンタメに昇華させている。夢中で読んだ。

KING OF KINGS 2022/MOL53 vs 裂固

MOL53 vs 裂固:KING OF KINGS 2022 GRAND CHAMPIONSHIP FINAL - YouTube

完全に惰性だがMCバトルを見続けている。今年からUMBが過去のバトルとかだんだん上げるようになっていて嬉しいね。今年見たバトルの中ではKOKのmol53と裂固の試合が良かった。この日の裂固は神がかってた。「俺だってそうストロング、これは俺の物語のプロローグ」のラインにこの一年支えてもらったところがある。

ナナペーハー

落研のライブ見に行くのは今年度までにしようと考えている。なぜならずっと行ってしまうから。来年のナナペーハーを見て卒業だ。とりあえず今年は2公演どっちも見に行った。3月の方の公演は金田が書いたコントが全部良かった。イーロンマスクのやつとラジオドラマのやつが特に良かった。山岸の方は中コントがめちゃくちゃ良かった。「会話全部楽しい」っていうセリフが頭に残っている。ああいう小ボケとストーリーを両立させるようなタイプのコントは台本と演技がどちらもちゃんとしてないと成立しないので良い。

五月祭の無尽蔵の漫才

今年五月祭にも行ったのだけど無尽蔵の漫才がめちゃくちゃすごかった。絶対M1でいいとこまで行けると思った。結果準々には残念ながら行けんかったけど3回戦までちゃんと行ってた。でも今年は一旦3回戦くらいがちょうどいい気もする。本人たちは嫌だろうけど。Youtubeのコメント欄とかも概ね好評だった。五月祭の時と比べてかなりわかりやすくなっていってそれも良いのだけど僕は一番最初に見たバージョンが好き。自然なダブルボケが好きなので。若武者も残留おめでとう。

ゼルダの伝説/ティアーズオブザキングダム

これはちゃんと150~200時間くらいやった。こんだけ期待されていながらちゃんとその期待に応えられる次回作を出してきたの超すごい。僕はキングダムハーツ3をいまだに残念がっている。ずっと面白かったし難易度高いところはちゃんと高かったので歯応えもあったが意外と具体的にどこが面白かったかを振り返るとむずい。なんかおもろかった。

THE FIRST SLAM DUNK

普通に良かった。でも最後まで三井と流川の区別がつかなかった。

 

BLUE GIANT

これもちゃんと良かった。こんなに話題作のケツを追ってるのにVIVANTは全く見なかった。ラパルフェもM1で言ってたけどVIVANTは業界人と一般人で認知度に差がある気がする。

セブ旅行

友達と行った。小さめのクジラを間近で見れるみたいなツアーがあって、鯨を守るためにあんま触らないでねみたいな注意が事前にあったがみんなガンガン触ってた。ホテルのレストランがめちゃくちゃうまかったのを覚えてる。dumplingっていう水餃子みたいなやつとハンナンチキンが美味しかった。でも日本でのハンナンチキンがセブでのそれと定義が違うみたいで日本に帰ってきた後あの味がまだ食えていない。

出会って四光年で合体

急にエロ漫画の話をして申し訳ないんだけどこれめちゃくちゃすごかった。SF的な設定が詰め込まれまくってて読み応えがすごい。1ページ1ページの情報量がただでさえ多いのにそれが300ページ超ある。なのにストーリーとしてもめちゃくちゃ面白くて絵も見やすい。ほんまにエロ漫画かこれと思うけど、でも確かにfanzaじゃないと売れないような内容ではある。すごい才能。いい意味で頭がおかしいと思う。同人だからこそできる作品。怪作。これ書くにあたって読み返したけど最後のシーンの伏線回収ほんまえぐいな。

狂四郎2030

アプリで3巻くらいまで無料だったのが結局全巻買った。全編通して面白かったが特に6巻くらいまでが一番面白かった。追い詰められた八木がメンゲレの優生思想について語り出すところ鳥肌立つくらいカッコよかった。

 

おやすみプンプン

これも無料公開で読んだ。そんなことばっかりやってる。ヒロインの女の子が大学生になって普通のつまらない女の子になっていたところがすごい良かった。大体そんなもんだよな。まあその後実はそれも演技だったっていう話なんだけど、全然つまらない女の子になっていて終わりでも良かった。無料で読んで文句言うのも良くないので詳しくは書かないが、途中で主人公が他の女キャラに「普通の人はあんたみたいに周りに助けてもらえないんだよ」みたいなことを言われるシーンがあって、後半は僕もそんな感じのことをずっと思いながら読んでた。

こういう純文学系だとおかえりアリスとかも読んだ。純文学系ってだけじゃなくてどっちもかなり男視点の話だなと思う。ラブコメ的な現実を捻じ曲げるタイプの男視点ではなくて、現実的な設定のもとで自意識過剰な男が思い悩む一人称漫画。

脱力タイムズの津田回

脱力タイムズの津田回でお母さんが出てきた回。でっかい卵焼きが見れてダイアン好きとしてはメモリアルな回だった。27時間テレビでも縦軸で出てたけど津田母は本当に面白い。津田も本当に嫌がっていてすごい良かった。脱力タイムズは企画の使いまわしが増えてきている印象があるが、たまにめちゃくちゃ良い回があるのでやめられない。とろサーモンの久保田が滝沢カレンのVTRに文句言うのとかめちゃくちゃ良かった。「こんなんで面白いと思われるなら俺らのやっていることなんなんだよ」みたいなことをずっとぶつぶつ言ってた。滝沢カレンにあんな文句言うの本当に頭おかしい。みんな好きなはずなのに。

相席食堂

FC相席食堂っていう誰が企画して誰が進めて誰が入っているのかわからない謎のファンクラブを急に作ったお馴染み相席食堂。ここら辺はマジで意味がわからなかったが番組自体は今年もずっと面白かった。一ノ瀬ワタル回のお兄ちゃんの「ありがとう」のところおもろすぎ。相席食堂じゃないとできない。アマプラの最後の秋山の回も死ぬほど面白かった。最後の歌のところ、歴史に語り継いでいくべき面白さ。息できんくらい笑った。

スキップとローファー

全キャラ好きだ。特に江頭さんが好きだ。江頭さんの良さは大人になってわかる。岩倉さんや志摩くんにはそもそもなれないが江頭さんですら大半の人はなれない。ちゃんと頑張ってるだけでめちゃくちゃ偉い。幸せにはなれなさそうだけど頑張ってるのは本当にすごい。僕が自分にそう言い聞かせているだけかもしれない。勝手に重ねている。

アジアンドキュメンタリー

なんかバズってたのでいくつかみた。たまにドキュメンタリーをめっちゃ見る時期がある。

街角の盗電師と結婚できない女たちを見た。どちらも面白かった。あと中東の貧しい子供が親を訴えるみたいな映画も見た気がするがこれはnetflixだったかもしれない。

GOOD POP

彗星の如く現れたPAS TASTA。1st albumとは思えない完成度。アルバムの名前にもPOPって入っているように新しいことしながらもポップさを残している。turtle thiefの後半の部分やばすぎるし、あの展開を20秒くらいで終わらせてまた次の展開に行くセンスも良すぎる。リリースライブめっちゃ行きたかったのに何かとかぶって行けなかった。悔しいね。

フジロック

今年は初めてサークルの後輩と一緒に行った。大学三年生の時にみんなで行こうってなってLINEグループまで作ったのに結果僕一人しか行けなかったトラウマから完全に心を閉ざしていたがそれもこの日のためだったのかもしれない。

ここら辺マジで忙しくて非常に疲れたがめちゃくちゃ楽しかった。Yo La TengoとCory Wong, Tohji, カネコアヤノが特に良かった。3日テントはやっぱ疲れるのでこれからは2日間テントで帰るか3日間ホテル宿泊かのどっちかが良さそうだ。

君たちはどう生きるか

マッチングアプリで会った人と見に行った。その人はめちゃくちゃ寝ていたけどまあそりゃ寝るわみたいな感じだった。これを最高って言ってる人流石に逆張りすぎんかとずっと思ってる。それが原因ってわけではないがその子とはそれ以降特に会わなくなった。ずっと田舎にいるのは嫌って言う理由だけで仕事を辞めて東京に来て姉の家にいながら失業手当?で暮らしている子だった。東京っぽいエピソードだ。最近連絡したらまだ仕事は決まってないけど彼氏はできたらしい。これからどうしようって言ってた。これも東京っぽいエピソード。別にどう生きたっていい。

デイブザダイバー

これは超面白かった。楽しすぎる。時間を吸い取られた。漁のパートとレストランのパートの配分がよく、また片方が進んだらもう片方も進む感じも進捗が目に見えて良い。ストーリーも簡潔かつワクワクする展開で申し分なかった。

NARITA BOY

これも良かった。月並みな表現だが世界観が独特。アクションはちょっと微妙だったかも。

Coloria

香水をつけようと思って香水のサブスクをはじめた。twitterで毎月感想を書いていたがあんま毎月書いても鬱陶しいかと思い途中から書かなくなった。でも続けてはいる。一番最初に買ったランキング一位のレイジーサンデーモーニングが結局一番良い。クセがなくて良い。ムスク系も好きだけどちょっともわっとするので電車とか乗ってると他の人に臭いって思われないかと不安になる。臭いって思われないために香水をつけているはずなのに。

ゼンモンキーとハチカイのコント「バスツアー」

【コント】ゼンモンキー×ハチカイ『バスツアー』【全階】 - YouTube

今年はよくYoutubeでネタを見た。落研卒業して2年ほど経って、ネタを純粋に楽しめるようになってきている気がする。このネタは9分と長いけど展開が綺麗で好き。他には十九人のツチノコ、ランジャタイのマーピーブギウギバンドのネタのライブ映像とかがめっちゃ良かった。十九人、変すぎて賞レースはダメかと思ってたけど全然準々決勝とかまで行っててすごい。お笑いファンは懐が深いな。

後は芸人のYoutubeとかもちょくちょく見てた。シンクロニシティYoutubeが特に良かった。二人とも発する言葉一つ一つが自然に面白くてすごいなと思う。

こたけ正義感の逆転裁判実況

逆転裁判はシナリオがめちゃくちゃ面白いので実況ではよく見るんだけど、こたけ正義感の実況がとび抜けて良い。最初見るようになったのは「第3控え室なんて存在しない」っていうツッコミがtwitterでバズってたからなんだけど、それ以降も続けて見るようになったのはこたけ正義感の実況のうまさからだと思う。

全キャラの声を使い分けてセリフを読み、ツッコミ入れるべきところはツッコミをいれ、考察すべきところは考察する。とにかく聞いていて不快感がない。今は逆転裁判2まで終わってしまった。僕は3までやったことがあり、そして自分がやったことのないゲームの実況を聞くのが得意でないのでそろそろ終わってしまうと思うと悲しくて仕方がない。こたけ正義感の実況を聞くために4,5,6をやる可能性すらある。

安部公房/箱男


今年は上半期から下半期中盤にかけて髪を伸ばしていた。前髪が多少目にかかるくらいの長さ。その後前髪を短くしたらおでこがちょっと広くなってたのは内緒だぜ。

前髪が目にかかっていると、向こうからはこっちの目が隠れてこちらからだけ向こうが見えるみたいな状態になることがある。そんな時よくこの箱男のことを思い出した。穴を開けた箱を被って行動することで見られることを拒否し、一方的に見るだけの関係を相手に押し付ける箱男。正直この小説自体は大概わけわからんので深いところまでは理解できてないけど髪伸ばしたことでなんとなくこの作品がどこに端を発したかは少し掴めたような気もする。

Helckのアニメ

本当に大好きな漫画Helckのアニメが始まった。正直物足りない部分は多い。最近のアニメにしてはちょっと動きが少ないし、ギャグのところはもう少しテンポ良くしてくれてもいいんじゃないかと思う。ただ、原作への愛をすごく感じるアニメに仕上がっていているのは間違いなく、それがすごく嬉しい。過去編の最後のシーンとか最高だった。ちょっと古い漫画のアニメ化ということでそこまで予算もついてないんじゃないかと勝手に想像しているが、それでも真摯に取り組んでくれてるのではと思う。できればDVDも買おうかと思う。

テレビ千鳥/宮迫のlove is overを聞く回

これはもう十分言及されてるけど本当に面白かった。やっぱ笑ってはいけない状況って面白い。

オモコロ/魔男の宅遅便

https://omocoro.jp/kiji/399494/

なんでかわからんけどすごい笑った。なんかツボだった。今年はこれ系のネタが他の企画でもちょこちょこ出てきて全部めっちゃ笑った。なんでだろう。山口むつおの顔がツボなんかな。

チェコ旅行

学会に行くついでにサークルの後輩とチェコ、ウィーン、ブダペストに旅行に行った。これも前記事に書いたから詳しくは書かないが非常に楽しかった。金子と一緒にシェーンブルン宮殿でストールをお土産に買った女の子にはその後ちゃんと振られてしまったがあの瞬間のきらめきはまだ残ってる。

台湾旅行

その女の子に振られたショックでいても経ってもいられなくなり振られた次の日にチケットをとって台湾に行った。振られた経験自体はいくらでもあるが、今回のそれはマジで好きだったのと本当に付き合えるかもと思ってたから流石にショックがデカすぎてその後1ヶ月くらいずっと体調とメンタルがおかしかった。今も完全に立ち直ってはいない。台湾旅行自体はまあ楽しかった。日本とほぼ変わらん感じでお手軽に海外経験が積めるのは良い。

TCクラクション/忘れ物

TCクラクション コント『忘れ物』 - YouTube

台湾旅行の間TCクラクションのネタをずっと見ていた。去年のM1のディベートのネタのイメージがあったがコントも優しさがあって良い。特に忘れ物のネタは泣きそうになるくらいいいネタだった。徹頭徹尾面白い。旅行中だけで5,6回みた。こんなことを言うのも恥ずかしいがやはりお笑いに人生救われている面がある。

Mom/悲しい出来事 -THE OVERKILL-

これもずっと聞いてた。まだ出てから一ヶ月経ったくらいなのに、あまりに繰り返し聞いてるからApple Musicの今年のプレイバックで他に大差をつけて一位だった。Momは21st...も好きだったんだけど、今回のこれはそれに匹敵、もしくは超えるような大名盤だと思う。その割に聞かれてなさすぎる。あんまコンセプトアルバム流行らんのかな。僕はPeople In The BoxのWeather Reportとかも好きなんだけど、このアルバムもジャンル横断的でありながらアルバム通しての一貫性を保っていて最高。何が売れて何が売れないのかがよくわかんないね。

姉の結婚

姉が結婚したのでその結婚式に出た。他人の結婚式をコンテンツ呼ばわりして申し訳ないがめちゃくちゃ良かった。引くくらい相手がいい人そうだった。結婚式の挨拶でちょっと詰まってるのも良かった。僕は多分そういう場面ですらすら喋ることができて、でも本当は喋れない方がいいんだと思う。幸せになってほしい。ずっと自分と照らし合わせながら見ていた。僕はもうダメかもしれないからその代わり幸せになってくれと思っていた。なんか最近もうそんな感じになってきてる。これは良くない傾向なので落ち着いたら直す。

なぜ「救い」を求めるのか

失恋のショックでメンタル終わってる時に助けてくれ〜と思いながら本屋彷徨っていたら見つけたので買って読んだ。宗教に内在する救いの概念を俯瞰の視点で分析していて勉強になった。なぜ人間が救いを求めるのかについては深く書かれていなかったが、なぜ宗教に救いがよく付随してるのかについては書かれていた。本の中にも書かれていたが科学が発達しても宗教が完全に消え去ることはないだろうと思う。どうしようもない状況をすぐに救ってくれるのは宗教的なものが多い。失恋周りの話は一旦ここまで。

 

射精責任

現状のセックスが女性側のリスクが大きすぎることを指摘した本。学術書ではないので議論と例えが雑すぎるだろと思う部分は多々あったけど言いたいことはわかった。養育費払わなくても逃げられるようになってたりするのはおかしいよね。遺体遺棄とかで女側だけが責められるのもおかしい気がする。でもここら辺はホストに関する議論で堀江貴文が言ってたみたいに境界知能の問題も絡んできそうなので単純に男女の括りで話すべきではないのかもしれない。

有吉の脱法TV

これすんごい良かった。コンプラのギリギリを攻めることを目的として、金をギリ払わなくて良いガチャピンっぽいキャラを作ったりするような番組。コンプラをいじる系の番組はイキる感じになりがちなことが多いんだけど、この番組はそれがなくて純粋に面白かった。なんでだろう。スタッフ側があくまで真剣に取り組んだ結果アホみたいな方法になってしまっているのを演者がつっこむスタイルだったからかな。同じ企画でも見せ方によって全然変わりそう。一番最初の「フジテレビのアナウンサーはこの番組に出せないという判断になった」みたいなのもガチ感があって良かった。

犬のかがやき

今更だけどずっと読んでる。犬のかがやきがキャラとして強すぎる。こいつがいるだけで話をどうとでも動かせそう。長編のストーリーも意外としっかりしてて良い。

ぽんぽこチャンネルのタイムカプセルの回

【記憶なし】数百年前に埋めたタイムカプセルが発掘したので開封します。 - YouTube

ぽんぽこが昔埋めたタイムカプセルが発掘された回。ぽんぽこの小学校の頃の音声が入ったビデオが残っており、あまりのエモさにぽこぴーオープンチャットがざわついたでお馴染み。今年はぽんぽこがピーナッツくんが作詞したBokehを歌ったこともありぽんぽこ周りのエモが爆発していた年だった。

令和の虎/キング回

これは本当に言いたくないんだけど、めちゃくちゃ令和の虎のキング周りを見ている。自分の心の中のゲスな部分を自覚してしまい嫌なんだけど面白すぎて見てしまう。こんなに人をイライラさせる人もいないし、その人がまともな説教されてるのに気持ちよさを感じてしまう。でも決して良いコンテンツではないのでずっとこんなの見ていてはダメだと危機感を感じている。ちょうどどっこい翔平チャンネルの方のシリーズが終わるのでちょっとずつ離れていければと思う。

太閤立志伝Ⅴ DX

すごい勢いでハマってすごい勢いで冷めた。後半作業ゲーになってしまった。でもこういう戦略ゲーは初めてやったので良い経験になった。

Doja Cat / Scarlet

 

Apple Musicでたまたまおすすめに上がっていたので聞いたら超かっこよかった。ビートが全曲イカしてる。そこにメリハリ効かしたエモーショナルなラップがはまって最高。全部いいんだけどリリックも含めるとAttentionが一番好き。他のアルバムも聴いたがこれがダントツで好きだった。

the bercedes menz/ザ・ベルセデス・メンツの幸福な子供たち

ハードコアJPOPバンドというだけあってめちゃくちゃ聴き心地いいメロディーが爆音ギターと共に流れてきて良い。ボーカルの声もエモーショナルで良い。1曲目の中盤の「夢見る頃の後片付けしないで」の裏声のところとか超気持ちいい。9曲目のちひろもずっと聞いてた。

マユリカのうなげろりん

ダイアンのラジオが好きな人は絶対好きというおすすめ文句をよく目にしながら聞いていなかったんだけど、ある時ふと思い立って聞いてみたら本当に好きだった。幼馴染という関係性、ラジオにおいて強すぎる。関係性オタクになってしまう。

麒麟川島のねごともよく聞いてた。天津向が19歳のTiktokerを飯に誘ってるのを「何が悪いねん」みたいな態度して喋っているのがネタだとしても本当に怖かった。

架空世界の都市伝説/ペイデモント・レイヤーの一生

ペイデモント・レイヤーの一生 〜歴史上最も演技が下手な女優〜 - YouTube

架空の世界の都市伝説を語るという趣旨の創作チャンネル。画像生成AIを使っていて、それっぽい歴史の画像が出てくるのが独特の信憑性を醸し出してる。語り口も簡潔かつ聞き取りやすくて良い。ある種のモキュメンタリーと言えると思うんだけど、ただyoutubeにある歴史紹介動画をパロってるだけではなく、長編の際のストーリーの完成度が高くて質の良い短編小説を読んだ気持ちになる。特にこのペイデモントレイヤーの動画はユーモラスかつ良い話すぎて見終わった時にはレイヤーの映画を思わず見たくなってしまった。

 


こんなもんかな。書けてないものも沢山あるが全部書くとキリがないな。東野vsの西野回の話しとかもしたかった。なんか今年はめちゃくちゃ色々見てたな。多動が爆発していた。

今年は11月の失恋で完全に終盤やられてしまったが一年通しては割と充実していたと思う。論文も2本ほど書いたし、8月には会社のビジネスコンテストみたいなので賞金ゲットしたし。旅行もめっちゃ行った。KOCやR1も落研の人と一緒に見れた。3つや4つも下の後輩とよくつるんでいるの恥ずかしいが自分から身を引くには楽しすぎる。

給料は今の生成AIの波もありそれなりに上がってきてはおり、現状の生活に関しては不満がないが、果たしてこの先に何があるのだろうとも思う時がある。ずっと大学3,4年みたいな生活をしている。とりあえずやれることをやり切るしかないが、そうやって近視眼的になることでより大きな問題から目を背けているだけな気もする。

まあごちゃごちゃ言ってるけど結局恋愛があまりうまくいかないことが不安なだけかもしれない。他の様々なコンプレックスと結びついて自分自身を押し潰そうとしてくる。暖かいうちはそれを押し返せるのだけれど冬になるとどうもだめだな。来年には少しでもこの不安が解消されているといいが。誰か助けてくれと思うが結局は自分の問題だよなとも思う。来年もこんなだったら冬の間だけ沖縄に逃げるとかしても良い気がしている。そこまで金が余っているわけでもないのが難点だが。

まあそんな感じかな。ここまで読んでくれた人ありがとうね。